令和元年7月31日(水),城北高校人形会館にて人形浄瑠璃に携わる四つの高校が交流会を行いました。県内からは城北高校民芸部,小松島西高校勝浦校民芸部,本校人形浄瑠璃部が,県外からは兵庫県立淡路三原高校郷土部が参加しました。
はじめに挨拶を交わしたのち,各校による演目の披露が行われました。
①城北高校民芸部「寿二人三番叟」 ②小松島西高校勝浦校民芸部「壺坂観音霊験記」


③那賀高校人形浄瑠璃部「傾城阿波の鳴門」 ④淡路三原高校郷土部「戎舞」


本校人形浄瑠璃部は今年度,「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」に挑戦しています。この日は人員不足で三味線とおつるの人形遣いを務められる生徒がいなかったのですが,三味線を三原高校の2年生が,おつるを城北高校の1年生が務めてくださり,演目を披露することができました。参加校の協力で一つの演目を作り上げることができ,部員たちは感激していました。
その後,太夫・三味線・人形遣いに分かれて意見交換をしたのですが,各校の演目を見た感想や日頃の思いを語り合い,親睦が深まったようでした。


次に四校が顔を合わせるのは,11月のジュニア浄瑠璃フェスティバルです。会場も同じく城北高校人形会館です。成長した姿を見せられるよう,明日からも全身全霊で稽古に励みたいと思います。