カヌー部

【カヌー部】第17回四国高等学校カヌー選手権大会番外編(移動編)

今回の選手権大会では,20艇ものカヌーを運びました。

那賀高校カヌー部では,4tユニック車に,単管パイプを使って自分たちで

組み立てたラックに艇を結びつけて運びます。

 

カヌーの艇の長さは,

シングル艇は約5.6m

ペア艇は約6.3m

フォア艇ともなるとなんと約11mもの長さがあります。

県外遠征の際にはこれらの艇を自分たちで運びます。

 

県外遠征等をする際には,ラックへ艇を積むことも大切な練習の一環です。

しかも,今回はコロナ禍でなかなか県外遠征ができていない状況での四国大会となりました。

ラックへの荷積みの経験が少ない今の生徒たちは,出発前の荷積みでは

3時間以上もかかってしまいました。

 

ラックに艇をくくりつけ,ユニックで釣り上げて荷台に載せます。

 

生徒達は,安全面に最大の配慮をしながら,準備を行います。

 

パドルなどの道具も,風で飛ばないように細心の注意を払い,荷台に積み込みます。

 

約11m,30㎏のフォア艇です。ユニック車で釣り上げているところです。

 

ユニック車に積みきれない艇は,保護者に協力していただき,車で運びました。

 

20日(日)の帰りの荷積みでは,レース直後でとても疲れている状況の中でしたが,

生徒たちは協力しながら手際よく荷積みを行い,18日の半分程度の時間で済みました。

 

艇の輸送は,毎回とても大変です。

しかし,生徒達はこの大変さを経験することで,手際の良さ,協力することの大切さ,

道具を大切にする気持ち,協力してくださる多くの方への感謝の気持ちなど,

とても大切なことを学んでいます。

 

遠征を経験することで,カヌー部の生徒達は大きく成長します。

大変な面も多いですが,とてもやりがいがあり,魅力的な部活動です。 

今回の四国大会で,艇の輸送に協力してくださった多く方々には,改めて感謝申し上げます。