11月30日(火)の7時間目に,5回目の人権学習ホームルーム活動を1年生で実施しました。今回は公開研究授業として,連携中学校の先生方にも授業を参観していただきました。テーマは「子ども」です。子どもは,一人の人間として尊重される存在であることを学び,自他共に尊重する心を育て,社会の一員としてより良い社会づくりのために自分にできることを考え実践する行動力を養うことを目的としています。生徒は皆熱心に授業に参加し,発表する様子が見られました。
11/25日(木)に、本校生徒、教職員を対象として人権映画鑑賞会を行いました。
今回は、広末涼子さん主演の「はなちゃんのみそ汁」という映画を鑑賞しました。
この映画は、がんに侵され余命わずかな母親が幼い娘にみそ汁作りを通して愛情と生きる力を伝える物語です。
がん闘病に焦点を絞るのではなく、病と向き合う家族がそれぞれの生き方や家族のあり方を見つめながら成長していく、おいしくてあったかく、かけがえのない日常を描いた作品です。
生徒から、「乳がんと闘いながらも家族と懸命に生きる主人公が見せる表情に心動かされるものがあった」や「何気なく過ごしてしまいがちな毎日を大切に、この世に生まれてきたことに感謝したい。」という声を聞くことができました。

10月11日(月)は第4回 那賀高人権デーでした。校内放送を13HRの人権委員が担当しました。今回のテーマは「同和問題」でした。特に「わたしは差別しません。周りも差別をする,差別発言をする人はいません。そんなわたしが,この学習に取り組む必要があるのでしょうか。」という消極的な声を取り上げ,「同和問題を学習する意義」について考えました。放送を担当した生徒は,「『差別の現実から学ぶ』といわれるように,まずは差別の現実から出発し,自分はこのままでいいのかという,自分自身への問い直しが社会生活を送る上で必要だ。」と語りかけました。教室の様子をみると,皆が真剣に放送を聴きワークシートに自分の意見を書く様子が見られました。
9月17日(金),第3回 那賀高人権デーがありました。校内放送を21HRの人権委員が担当しました。今回は,『「いじめ」をなくすために』というテーマでした。ある男子高校生が同じ学校の生徒から半年間にわたって暴言等のいじめを受けて不登校になり亡くなった事件をとりあげ,自分の行動や考えを見直し,よりよい行動を選択できるよう自分自身の行動や考え方を振り返る内容でした。生徒は放送を熱心に聞いて,ワークシートに取り組んでいました。
6月11日(金)に,第2回 那賀高人権デーがありました。校内放送を22HRの人権委員2名が担当しました。今回は,米プロバスケットボールNBAウィザーズで活躍する八村塁選手の弟・八村阿蓮さんが経験した人種差別について考え,人種差別を正しく学ぶことを目的に「多様性について」をテーマとしました。生徒の皆さんは,人権放送を熱心に聞いて,ワークシートに取り組んでいました。
5月25日(火)の7時間目に,2回目の人権学習ホームルーム活動を全学年で実施しました。今回のテーマはインターネットによる人権侵害Ⅰ(1年生),感染症患者等(2年生),就職差別につながるとされる14項目(3年生)です。生徒同士で話し合いをして,活発に発表する様子が見られました。
4月30日(金)に,第1回 那賀高人権デーがありました。校内放送を23HRの人権委員2名が担当しました。今回は,7月から東京で行われる夏季オリンピック・パラリンピックを控え,オリンピック精神を正しく学ぶことを目的に「オリンピックと人権」をテーマとしました。皆,人権放送を聞きながら,熱心にワークシートに取り組んでいました。
4月27日(火)に,今年度初めての人権学習ホームルーム活動を全学年で実施しました。テーマは,普遍的な視点から考えよう(1年生),インターネットによる人権侵害Ⅱ(2年生),進路選択と人権(3年生)です。どのクラスでも人権について真剣に考え学ぶ様子が見られました。今年度は年間5回の人権学習ホームルーム活動を計画しています。
今年度最後, 2 月 8 日 ( 月 ) の人権デーは,「ふつうってなんだろう」をテーマに, 13HR の人権委員が放送を担当しました。
今回の放送では身近な例を取り上げ,「自分がふつうと思っていること」と「他の人がふつうと思っていること」は違うということを,生徒どうしの話し合いの中で確認しあうことができました。
今年度の放送を担当してくれた人権委員の生徒のみなさん,素晴らしい放送をありがとうございました。
12月21日(月)に,人権問題意見発表会を開催しました。
毎年,体育館で 那賀町人権擁護委員の方々, 連携中学校の方々や保護者の方に来ていただき発表会を行ってきましたが,今年はZOOMを用いて,リモートで発表を行いました。
各クラスの代表生徒が,自分自身のことや身近な人のこと,また社会全体のことなどについて,それぞれの視点から意見を発表しました。
今日の発表は,昨年までとは違い、新型コロナウイルス関連の誹謗中傷や偏見に関する内容が多くみられ、命の大切さや人を思いやる気持ちについて真剣に考えることができました。
発表を聞いた生徒たちが,自らの人権意識を高め,人権問題について考えるよい機会となりました。
11月26日(木)に、本校生徒、教職員を対象として人権映画鑑賞会を行いました。
今回は、樹木希林さん主演の「あん」という映画を鑑賞しました。
この映画は、ハンセン病患者の老女と過去に刑に服した経験のあるどら焼き屋の店長が主な登場人物です。
ハンセン病により長年社会から隔離される生活を送ってきた老女のこの世界に向けるまなざしが、厳しい社会の目にさらされこわばった店長の心をほぐしていきます。
ハンセン病に対する差別・偏見で、苦難の歴史を背負わされた人々の生と死を考えさせる映画であり、「生きる意味」を私たちに問いかけてくる作品のように感じられました。
生徒の一人は、「この映画鑑賞を通して、新型コロナウイルスに感染した人に対しても、差別をしたり排他的に接したりすることなく、温かい治療とケアが広がる社会を作っていかなければいけないと感じました。」と話していました。
10 月 23 日(金)に第 3 回, 11 月6日(金) に 第 4 回人権デー放送を行いました。放送を担当してくれたのは 11HR , 12HR の人権委員の生徒です。
第 3 回のテーマである 「女性」 については,個人の人格が性別によって判断されてしまうケースの例から,そこに含まれる差別的な違和感に気づき,これらの差別をなくすために自分ができることは何かを考えました。
第 4 回のテーマである 「人間関係を円滑に」 については,誰もが簡単に使っている言葉は相手を元気づけたり笑わせたりできる一方で,使い方を間違えると相手の心を傷つける凶器にもなるということを考え直すことができました。
1年生の3クラスで,公開研究授業を行いました。今回のテーマは「性差について考えよう」でした。
連携中学校の先生方にも参観いただき,高校生活の様子を見てもらうよい機会になりました。
授業は,どのクラスも主体的に考える授業で,生徒の積極的に取り組む様子が見えました。
9月25日(金)の人権デーは21HRの人権委員が担当し,「インターネットと人権」をテーマに放送しました。
近年,スマートフォンの普及に伴い,多くの人がSNSを利用しています。今回の放送ではSNS上のトーク・グループでのやり取りから発生するトラブルの例を取り扱い,お互いが嫌な気持ちにならないための心がけや,SNSの適正な利用について見直すことができました。