11月6日(木)の午後に、人権教育映画鑑賞会を実施しました。今年度は、鷲敷中学校の生徒の皆さんと連携中学校の先生方、本校保護者の皆様にもご参加いただき、「35年目のラブレター」を鑑賞しました。
☆☆☆生徒の感想より☆☆☆
★字が書けない主人公が自分から夜間学校に入って、大切な人にラブレターを書くという頑張りがすごいと思いました。誰かに恩返しするということがどれだけ大切なことか知りました。人への思いやり、優しさ、気遣いは生きていく中で大きな力になると思います。もっと人権について勉強していきたいと思いました。
★どのような物語か楽しみにしていました。私は「愛」を学びました。家族となって助け合ったり、背中を押してあげたりと、相手を思いやる気持ちに共感し、すごく感動しました。ささいな日常に少しの要素をプラスすることで幸せを感じるのだと思いました。本当に素晴らしい映画でした。
★字の読み書きができない中で、家族が支えてくれたり、自分から学びに行ったりして、何歳からでもいろんなことに挑戦することは大切だと思いました。今もそういう人がたくさんいて、その人を支える人もいることを理解しながら生活していきたいと思いました。支える人にも配慮した制度があればいいと思います。
★様々な事情で、学校で勉強することや読み書きができない人が何人もいることがわかりました。私はこれが普通のことだと思っていたので驚きました。自分にとって当たり前だと思っていることが、ある人にとっては当たり前ではないかもしれないことがたくさんあることがわかりました。今の生活を大切にしていこうと思います。
★感動しました。鑑賞会という場を作ることで、友人と映画を見ることができ、気持ちや感想を共有できてよかったです。この映画をもう一度、ぜひ家族と見たいです。
10月10日(金)に第4回人権デー放送が行われました。
テーマは「避難所生活でどんな課題があるか」です。
災害発生時には人権に対する意識が薄らいでしまうことが多く、「災害弱者」への配慮が不足してしまいます。大震災を想定し、避難所における問題や配慮が必要な方の状況について考えました。
どのような場面でも、互いの人権を尊重して行動できる事の大切さを学ぶことができました。


9月12日(金)に、21ホームルームの人権委員による朝の人権放送がありました。テーマは、「責任」です。
絵本「わたしのせいじゃない」から投げかけられる問題について、それぞれ考えました。
知らないふりや目を背けることは「私のせいじゃない」と言っているのと同じ事になり、
自ら知ろうとしたり関心を持つこと、「責任」を感じることで、
一人一人の意識が変わり状況が変わることを学ぶ時間となりました。

6月24日(火)に、第3回人権学習ホームルーム活動を実施しました。今回は1.2学年を研究公開授業とし、本校教員だけでなく連携中学校の先生方にも参観していただきました。
1年生「性の多様性」
日頃何気なく交わされる言葉の中に、「男らしさ、女らしさ」を決めつけてしまっているものはないでしょうか?アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に気付くことからはじめてみませんか。

2年生「外国人と人権」
府中市には、外国人にも分かりやすく改訂されたゴミの分別表があります。誰もが住みやすい町にするために、表記方法にどんな工夫ができるのか。イラストや言葉、記号を使ったアイデアを出し合いました。

6月6日(金)に、22ホームルームの人権委員による朝の人権放送がありました。テーマは、「人権と平和」です。
NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』で話題の、『アンパンマン』の作者やなせたかしさんの戦争体験をもとに、その残酷さや平和の大切さについて考えました。
アンパンマンマーチの歌詞に込められた意味や弟が戦死した時のエピソードなど、やなせさんがどんな思いで戦後を生きてきたのかがよくわかりました。
今、日本で生きる私たちは、大切な人達と大切な毎日が過ごせるように、平和を守る!という強い意志をもち続けることが大切だと思います。


5月27日(火)に、第2回人権学習ホームルーム活動を実施しました。2年生は後日実施予定です。
1年生「インターネットによる人権侵害」
私たちのすぐ手元にあるスマートフォン。非常に便利である一方で、インターネット上でのトラブルは後を絶ちません。今回は、動画を見て印象に残ったことやその理由について話し合いました。生徒からは、「今では簡単に画像を加工したりAIを使って偽物の情報を作ったりできるため、個人情報を流出しないように行動していきたい」といった意見が出ました。

3年生「公正な採用選考をめざして」
「就職差別につながるとされる14項目」とそれに関連する質問をされたときの具体的な答え方について学習しました。模擬面接では、緊張しながらもそれぞれの質問についてしっかりと考え、慎重に答えていました。

5/14(水) 23HR 人権委員による人権放送が行われました。テーマは「人権差別」です。
過去にアメリカで起きた黒人差別事件を例に挙げ、「人種差別」の解消に向けて私たちができることは何か考えました。
私たちは、人権について継続的な啓発や対話をし、学習し続けることが大切だということを知る
良い機会となりました。


22日(火)に、今年度1回目の人権学習ホームルーム活動を実施しました。
1年生「普遍的な視点から考えよう」
新しく出会った仲間と、よりよい対人関係を築くためにはどうすればよいか。
その方法のひとつとして、自分も相手も大切にしたアサーティブな自己表現について考えました。

2年生「防災と人権」
いつ起こるかわからない自然災害。
「もしあなたが避難所の職員だったら?」という問いのもと、
災害時における難しい判断についてみんなで考えました。

3年生「進路選択と人権」
かつて使用されていた社用紙を見て、就職差別につながる項目について考えました。
すべての生徒が自分の力だけで就職試験に挑戦できるようにと、
毎年見直しがされている「全国高等学校統一用紙」。
昨年度はさらに改訂されています。1枚の紙の重さを実感してください。

3月12日(水)、13HR人権委員による第6回人権放送が行われました。
今回のテーマは「自尊感情」です。
「ひび割れ壺」のお話をもとに、「不完全さ」や「失敗」を受け止める力や、
「人は存在するだけで価値のあるものである」ことを心にとめ、自分もまわりの人も大切にしようと
いうことを学習しました。
2/10(月)、11HR人権委員による第5回人権放送が行われました。
テーマは「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」について考えよう。
「ふわふわ言葉」とは、相手に言われて嬉しい言葉
「ちくちく言葉」とは、相手に言われて傷つく言葉を意味しています。
短い言葉でも、相手を勇気づけたり幸せにする力がある一方で、相手を傷つけたり、悲しませたりする力があります。
何気なく発した言葉が相手を傷つけてしまうということは、SNSでも同様です。
この放送をきっかけに、「ちくちく言葉」を減らし、「ふわふわ言葉」があふれる生活を送ってもらいたいと思います。
11/22(金)、12HR人権委員による第4回人権放送が行われました。
テーマは「災害と人権」で、阪神・淡路大震災を経験した被災者や職員の話をもとに作られた、どちらを選んでも何らかの犠牲を払わなければいけない「ジレンマ」をテーマに、災害時における人権問題について考えました。
実際に災害が起こった場合を想像し、自分だったらどのような行動をとるか、その理由も含めて、お互いの考えを尊重しあいながら、意見交換をすることができました。
災害時に限らず、人によって大切にしていることは違います。
お互いの考えや価値観を認め合いながら、人権を尊重する姿勢を大切にしてほしいと思います。
9/13(金) 21HR人権委員による人権放送が行われました。『パラリンピックの歴史と目指すもの』というテーマにおいて、全校生徒がクイズ形式で考えました。パラリンピックの創始者グットマンの言葉「失った機能を数えるな、残った機能を最大限にいかせ」の精神のもと、わたしたちもこれからの1日1日の中で、あらゆる可能性に挑戦していきたいと思います。
6月10日(月)、今年度2回目の那賀高人権デーの放送を行いました。22HRが担当し,テーマは「アイヌの人々」でした。北海道に住むアイヌの人々の文化や生活について学び、アイヌの人々の歴史や文化、そして彼らが経験してきた困難について理解を深めることは、私たちがより公正で包括的な社会を築いていく上で大切です。
皆、真剣に考えワークシートに取り組んでいました。
5月30日(木)4限目に、今年度2回目の人権学習ホームルーム活動を実施しました。
1年生は「インターネットによる人権侵害」
2年生は「感染症患者等と人権」
3年生は「公正な採用選考をめざして」
をテーマに、グループワークや動画の視聴などをとおして学習しました。
インターネットやSNSの利用は生徒達に身近で毎日のように利用するものであるため、気を付けなければならないことがたくさんありました。
感染症はハンセン病患者への差別の歴史を学びました。過去の出来事ですが、現代でも感染症への間違った認識による差別は起こりうるため、自身の生活に生かして欲しいです。
不当な採用選考に出合ったとき、どのように対応すべきか学ぶことが出来ました。
ぜひ御家庭でも人権問題について話をしてほしいと思います。