徳島県内でも,新型コロナウイルスの感染者や医療従事者への偏見や差別,また県外ナンバー車への「あおり運転や投石」など,新型コロナウイルス感染症を理由とした差別的な行為が発生しています。そのような行為は許されるものではありません。正しい情報をえて,正しく行動しましょう。
また,みなさんがいじめや差別に悩んだ場合は,一人で抱え込まず,相談してください。
学校のほか,次の機関でも相談を受け付けていますので活用してください。

12月18日(水)に,人権問題意見発表会を開催しました。
発表会では,各クラスの代表生徒が,自分自身のことや身近な人のことや社会全体のことなどについて,それぞれの視点から意見を発表しました。
人権とは, 「すべての人々が生命と自由を確保し,それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらに持っている権利」です。今日の発表会は,発表者はもちろんのこと,発表を聞いた生徒一人一人が,自らの人権意識を高め,人権問題について考える大変よい機会となりました。
ご参加くださった 那賀町人権擁護委員の方々,保護者の方々,そして連携中学校の先生方,大変お世話になりました。
11月21日(水)に,本校生徒,教職員及び保護者等を対象として,人権映画鑑賞会を行いました。今回は,京都アニメーション制作のアニメーションである「聲(こえ)の形」という映画を鑑賞しました。
この映画の主人公は,聴覚障害と発語障害を持つ少女との交流を通して,自分の中の差別意識と向き合い,傷つきながらも成長していきます。生徒たちにとって,登場人物が自分たちと同じ年代だったこともあり,それぞれの登場人物の行動や気持ちの変化を,リアルにそして身近に感じることができ,自分の問題として共感することができたようです。
この映画鑑賞は,″他者と関わるとはどういうことか″ ということを,生徒たち自身が見つめ直すよい機会になったように思います。
11月8日(金)の人権デーは,12HRの人権委員が担当しました。
今回は「思い込みについて」をテーマに,噂や思い込み等,偏った情報に流されず,多角的な視点をもつこと,そして情報を見極める方法や手段の大切さを再認識することができました。
月29日(水)の人権デーは,22HRの人権委員が担当しました。
今回は「落書きについて」をテーマに,近頃問題となっている落書きアートや,落書きによって多大な被害を被った話を聞いて,落書きはいけないことであると再認識することができました。
今年度の第1回 那賀高人権デー放送は21HRの人権委員の生徒達が担当し、「SNSの利用について考えよう」のテーマで放送しました。
スマートフォンが普及し。他人と連絡を取る手段が容易で多様になった現在ですが、それ故に起こるトラブルも増加しています。この放送を通して、インターネットは便利で活用の幅が広い反面、注意すべきことも沢山あることに気づき、お互いが嫌な思いをしないように利用しなければならないということを考えることが出来ました。
各HRの人権委員の皆さん、今年度も素晴らしい放送をよろしくお願いします。
今年度最後、第9回那賀高人権デーは13HRの生徒が放送を担当しました。
テーマは「誰もが暮らしやすい社会について考えよう!」について考えました。

放送の様子
街なかにある様々な標識が直接自分には関係ないと感じていても、知っておくことで他の人に配慮でき、皆がよりよく暮らせる社会に近づくことを考えることができました。
1年間素晴らしい放送をしてくれた人権委員の生徒のみなさん、お疲れ様でした。
2月12日(火),2年生のクラスで人権学習ホームルーム活動公開研究授業を実施しました。今回のテーマは「防災と人権」で,近い将来必ず起こると言われている「南海トラフ巨大地震」について,避難所での生活について,またその中で互いの人権を尊重することの必要性について学びました。身近なテーマであったこともあり,みんな自分の問題として考えられていました。今回も中学校の先生方がたくさん見に来てくださり,あとの研究協議も大変有意義なものとなりました。
今回は12HRの人権委員の2名が「高齢者と人権」について放送を行いました。
「超高齢社会」となった今,高齢者が存在感や誇りを持ち,いきいきと暮らすためにはどうすればよいかを考えました。
周りのサポートや理解があれば,自立した生活や社会参加ができるということを学ぶいい機会となりました。
