カヌー部

カヌー部

2019/05/01 全国規模の大会で活躍しています。

  

 
   
 那賀高等学校のカヌー部は,徳島県唯一のカヌー部として,インターハイや国民体育大会など,全国規模の大会で活躍しています。
 那賀高校が立地する旧鷲敷町は,第48回東四国国体においてカヌースラロームの会場になった場所であり,カヌー協会の事務局もあるなど,徳島県のカヌーの中心的な場所となっています。カヌーは,スプリント競技とスラローム競技の2種目がありますが、那賀高校カヌー部は自然に囲まれた豊かな練習環境を利用し,現在スプリント競技を中心に活動しています。
 過去には,スラローム競技にも出場をしており,全国各地で開催されているジャパンカップや日本選手権大会でも優秀な成績を収めました。卒業生の中には競技を続ける選手も多く,過去何度も国体に出場し入賞を果たしています。また,北京オリンピックカヌースラローム競技・カナディアンペアにおいてOBの三馬正敏先輩(平成8年卒)と長尾寛征選手(本校旧職員)が日本代表として出場をいたしました。また、谷口和也先輩(平成17年卒)はえひめ国体で優勝するなど、日本代表選手として東京オリンピックを目指しています。
 スプリント競技でも,インターハイに毎年出場するなど活躍しています。平成26年度においてはカナディアンシングルで,樫原淳志先輩が南関東インターハイで第4位,長崎がんばらんば国体で第4位と入賞を果たし,強化の成果が現れてきました。
 これからも那賀高校カヌー部の活躍にご期待ください。

↓ こちらからも大会の結果や練習風景をご覧になることができます。

「ほぼ日刊カヌー部日誌」


  主な活動場所 :那賀高裏の那賀川・溜池・川口ダム湖 

  現在の部員数 :20名(平成31年5月1日現在) 

  練習時間 :月-金16:00~18:30 土9:00-12:00(二部練のときは9:00-17:00) 日9:00-12:00 または 休み 

 

  カヌー部の歴史

 昭和50年 那賀川鷲敷ラインを会場に日本選手権大会開催
 昭和51年 那賀高校カヌー部発足
 昭和54年 全国カヌーポロ大会(鹿児島)で優勝・香港で開催されたアジア大会に出場
 昭和55年 全国カヌーポロ大会準優勝
 昭和56年 同好会として活動
 昭和57年~昭和62年 休部
 昭和63年 東四国国体・強化推進校となり,3年生9人,1年生1人で同好会として活動再開。
 平成 2年 部に昇格。県総体全種目優勝。田村,谷口が福岡国体に出場。
 平成 5年 東四国国体に 男子K-2 女子K-2 男子C-2 男子K-1 男子C-1が参加。
 平成 6年 スラローム男子C-1の三馬,同男子C-2の小川・元木がワールドカップ'94に出場。
 平成 7年 スラローム男子C-1の三馬が日本代表としてワールドカップに参戦。

  平成16年  スラローム男子C-1 谷口が日本代表としてジュニア世界選手権大会に出場。

 平成18年  スラローム男子C-1松浦・大畑 が日本代表としてジュニア世界選手権大会に出場。

 平成26年 長崎がんばらんば国体でスプリントC-1の樫原が200mで4位入賞。

 平成28年 ドイツニーダーザクセン州とのカヌー交流始まる。
 令和元年 「NEO徳島トップスポーツ指定校強化事業」の育成指定校に指定される。
 令和元年 「徳島ホストタウン特使」に任命される。

 

2019/04/30(カヌー部)「NEO徳島トップスポーツ指定校強化事業」の育成指定校に

那賀高校カヌー部が、今年度の徳島県による「NEO徳島トップスポーツ指定校強化事業」の育成指定校に指定されました。
この事業は、強化指定校として城南高校女子バレーボールをはじめとする7校10部が、育成指定校として那賀高校カヌー部をはじめとする20校35部が指定され、競技力の向上や中学生への普及活動などを行うといったものです。
那賀高校カヌー部は男女ともに、育成指定校に指定され、特色選抜での生徒募集や、中学生対象の練習会の費用を助成されるなど、優遇されることになります。
今年度は、1年生部員10名を迎えることができ、ますます活動を活発化することができそうです。

   

2019/03/30(カヌー部)海外派遣選考会兼府中湖カヌーレガッタ200mの結果

 
3月30日(土)に行われた2019海外派遣選考会200mで、1年生の中田君がB決勝に進むことができました。
1年生がB決勝に進むことは快挙と言っていいと思います。
他の選手達も、多くが自己ベストを更新するなど、実り多い大会となりました。
雨の中、遠方まで多くの保護者の皆さんが応援に駆けつけてくださいました。
本当にありがとうございました。
 

2019カヌースプリント海外派遣選手選考会
平成31年3月30日(土) 府中湖カヌー競技場

JK-1・200m

予選7組 ⑧仲道千晃 46秒774
予選8組 ⑧谷澤洸多 51秒013
予選9組 ⑧井實 将 56秒034

JC-1・200m
予選3組 ④中田隆真 50秒859
予選4組 ⑤島﨑 悠 58秒081
予選5組 ⑤野口峻汰 51秒431

準決勝1組 ⑤中田隆真 50秒901
準決勝3組 ⑦野口峻汰 54秒223
準決勝4組 ⑧島﨑 悠 57秒167

B決勝 ⑨中田隆真 50秒606 

JWK-1・200m
予選2組 ⑥笹田采汐 55秒651
予選3組 ⑦高原寿美香 53秒884

JK-2・200m
決勝 ⑤仲道・東田 45秒248

2019/03/29 海外派遣選考会兼府中湖カヌーレガッタ500mの結果

現在、府中湖で開催されている2019海外派遣選考会兼府中湖レガッタに、那賀高校カヌー部も出場しています。
27日(水)に行われた1000mでは、中田・島﨑のC-2が4分37秒の好記録を出し、B決勝で4位になりました。

また、28日(木)の500mでは、C-1の中田がセミファイナルに残ったほか、男女のカヤックペアが、全て明日のB決勝に残り、ほぼ全員が自己ベストを更新するなど、今持てる力を発揮することができました。
  
 
 
 
   


 

 

2019/03/26 海外派遣選考会兼第29回府中湖カヌーレガッタに出場

 今日は、「 カヌー海外派遣選考会兼第29回府中湖カヌーレガッタ」 の検艇と公開練習に参加するため、香川県の府中湖カヌーセンターへ行ってきました。

     
 
 道中のS.A.にて昼食をとり、府中湖に到着した頃には、カヌーセンター周辺は参加選手や搬入トラックで混雑していました。自分達の艇や道具を傷つけないようにすることはもちろん、他のチームに迷惑が掛からないように気を配りながら荷ほどきをして、検艇場へ艇を運んでいきました。

     
 
 その後は各自、コースを確かめるように自主練習を行いました。
 移動中は雑談をしていた部員達も、自動発艇装置を見ると「ついに試合に来た」と興奮した様子で、意気込みながら練習を行っていました。
 3月27日から30日まで試合に参加しています。応援いただければ幸いです。

   

2019/03/20(カヌー部)那賀町主催のカヌージュニア大会のお手伝いをしました

 昨年川口ダム湖に設置された,カヌースプリント競技用のコースを活用する行事として,今年度から小・中学生を対象としたジュニアの大会(「那賀ジュニアホープフルトーナメント」)を那賀町が主催して開催することになりました。那賀高校のカヌー部員は乗艇補助や、アナウンスなどの補助役員となり,終日活躍しました。
 今回の大会には、徳島県外以外にも愛媛県や香川県から、30名を超す選手が参加してくれ、賑やかに開催することができました。また,来年カヌー部に入る予定の中学生も力強くカヌーを操っていました。
 春風が強く,寒い天候の中でしたが,部員達は参加したジュニアの選手達と一緒に,楽しい時間を過ごすことができました。

   
 
 
平成31年3月20日(水)徳島新聞 

2019/01/09 愛媛県立大洲高等学校と合同練習を行いました

 1月5日から7日までの3日間、愛媛へ遠征し愛媛県立大洲高等学校と合同練習をしました。
 大洲高校は、大洲城下にありますが、普段は肱川の鹿野川ダム湖で練習されているそうです。
 鹿野川ダム までの道沿いには、昨年夏の水害の影響が至る所に見受けられ、取り壊されていない家や、寸断された道路など、災害の爪痕がいまだ残っていました。

【1日目・午後】
◇乗艇練習 
 鹿野川ダム湖を上流へ向かい折り返す、約11㎞のロング漕をしました。
   
 
◇体育館練習 
 夕食後、宿泊地である国立大洲青少年交流の家の体育館にて、自己紹介、体力作りのトレーニングを行いました。
   
 
  【2日目】 
◇乗艇練習 
 午前中は1時間半程度のロング漕を行いました。
 午後はカヤック組が200mのタイムトライアル、カナディアン組は、カナディアンの元日本代表選手で、現在も選手として活躍されている大洲高校肱川分校の竹中先生に、テクニックを中心としてご指導いただきました。
 
 夕食後は宿舎の体育館にて、大洲・那賀混成チームでフットサルをして楽しみました。
 これをきっかけに大洲高校の生徒と那賀高校の生徒の距離がいっそう深まったように感じました。

【3日目・午前】
 大洲高校の外部トレーニングコーチの方から、カヌーでよく使う関節のトレーニングや体幹、重心の置き方の基礎を教えていただきました。様々な気づきや発見のある大変有意義な時間になりました。今後学校におけるトレーニングにも取り入れて行きたいと思います。
   
 
 愛媛県唯一のカヌー部である大洲高校カヌー部は、那賀高校と練習環境や置かれた状況がよく似ているため、生徒たちも共鳴する部分が多々あったようです。
 お互いライバルではあるものの、志を同じくした選手達がいることを意識し合い、今後も切磋琢磨してくれることを願います。
 大洲高校の皆さん、たくさんのおもてなしをしていただき、ありがとうございました。
 次の大会ではお互いの成長を見せられるよう頑張りましょう。