普通科(応用,福祉,情報ビジネスコース)の取組

福祉コースの介護施設実習(ふるさと那賀にて)

2026年7月29日 07時29分

福祉コースの介護施設実習(ふるさと那賀にて)

7月27日(月)、28日(火)の二日間、福祉科3年生福祉コースの生徒が那賀町の介護老人福祉施設「ふるさと那賀」で介護職員初任者研修の一環である実習に取り組みました。

27日は更衣を済ませ、身だしなみを確認した後、玄関の清掃からスタートしました。その後、ユニットで利用者様に挨拶をし、一緒に作業をしながらコミュニケーションを図った後、事務所でZoom朝礼に参加し、自己紹介と挨拶をしました。午前中はさまざまな介護機器の見学や体験をさせていただきました。細かな泡で洗身ができる「ピュアット」、立ち上がり支援ロボット「HUG」、ベッド上の利用者の呼吸や心拍をセンサーで測定し睡眠状態を把握する「眠りスキャン」、バイタルのデータをタブレットで管理する等のICT機器等について学びました。初めて見るものばかりで驚きましたが、このような機器を導入することで利用者の心身の状態を把握し変化に素早く対応でき、さらに介助者の負担軽減となり、よりよい介護にもつながると学びました。午後からはカードあわせや魚釣りゲーム等のレクリエーションの支援をしました。利用者様の指さすカードをめくると嬉しそうにうなずいてくださいました。レクリエーションが利用者同士や利用者と職員との交流になるなど生活の刺激になっていると感じました。その後、居室でシーツ交換をさせていただきました。学校で学んだシーツ交換を実践し、「しわのないベッドメイキング」を心がけながらシーツのくずれにくい三角コーナーを作りました。

28日は午前中は朝食の食事介助の見学と利用者様とのコミュニケーション、個浴と特浴の見学をさせていただきました。個浴はひとりずつゆっくりとくつろげ、特浴は車椅子のままで浴槽に入れると学びました。その後、映像に合わせながらのリハビリ体操の支援をしました。両手をいっぱいに広げ、リズミカルに足踏みをされる方、車椅子の方でもテーブルの上に乗せた手を左右に動かすなど、それぞれの方法で取り組む姿に介護の原則でもある「個別化」を実感しました。午後は誕生会でした。実習生はおやつのホットケーキを10枚、焦げないように気をつけながら焼きました。そのホットケーキを職員さんは利用者様の咀嚼や嚥下の状態にあわせて割ったり刻んだり、牛乳でふやかせたり、ひとりひとりに合わせた対応をしていました。主役の利用者様に給仕し「おめでとうございます」とお祝いの言葉を伝えると、涙を流しながら喜んでくださり、胸が熱くなりました。

最後にカンファレンスを開いていただき、実習生から実習目標の達成度、学んだこと反省や課題、疑問や質問を述べ、指導者様より円滑なコミュニケーションの技法について「目線を合わす」「自分のことを話しながら相手のことも聞いていく」「天候や地域の行事などの身近な話題から」「返事がなくても発語ができないだけで頭の中心の中でうなずいてくれている」等を御指導いただきました。

緊張の二日間でしたが、温かく丁寧に御指導いただきました。施設の職員のみなさま、利用者様、ありがとうございました。

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